食百科
食と健康
食の安全
食品新素材
 
  食生活指針コーナー
*サイトマップ*ヘルプ*免責事項
HOME
- 油断大敵!食中毒
- 食品添加物の正しい理解
- 農作物の残留農薬基準の安全性
- 輸入食品の安全性について
- もっと知りたい!有機食品
- 食卓にあがる遺伝子組換え食品
- ご存知ですか・食品のマークと表示
- 食品中の化学汚染物質
化学汚染物質への不安
環境ホルモンにかかわる国の研究体制
ダイオキシン類とは
食物に含まれるダイオキシン類
- 牛海綿状脳症 BSE 最新リンク先



space
食品中の化学汚染物質
page1234
食品中の化学汚染物質が不安ですが……

工業技術が高度に発展し続けた今日、自然の循環系や生態系を介して私たちが日常食べる食品の中にも、さまざまな化学物質の汚染が懸念され、多くの人々が食品に不安を感じるようになりました。

これまでにも、食品添加物や残留農薬、残留動物用医薬品など、食品中のさまざまな化学物質については厳しい規格・基準が定められ、食の安全性確保の努力が払われてきています。

最近では1996年、アメリカで出版されたシーア・コルボーン博士らによる「奪われし未来」がわが国でもベストセラーとなり、いわゆる環境ホルモンという新たな問題が世界的に注目され、また、1998年にはお茶の葉のダイオキシン汚染が大きく報道されたことも記憶に新しいところです。

内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)とは

「奪われし未来」では、いろいろな化学物質や天然物質によって、野生生物や人の健康に起こるさまざまな異常現象、特に生殖機能と関連した変化が事実と推定とが混在しつつ紹介され、多くの人々が不安を感じるようになりました。

「環境ホルモン」、正しくは「内分泌かく乱物質」とは“動物の生体内に取り込まれた場合に、本来、その生体内で営まれている正常なホルモン作用に影響を与える外因性の物質”のことをいいます。

現在、内分泌かく乱物質として疑われている物質は国や調査によって異なりますが、環境省は殺虫剤、除草剤、殺菌剤、プラスチックの可塑剤など約70種類を疑わしい物質としています。

野生生物に見られる影響
生物 場 所 影 響 推定原因物質
貝類 イボニシ 日本 海岸 雄性化、
個体数の減少
有機スズ化合物
魚類 ニジマス 英国 河川 雌性化、
個体数の減少
ノニフェノール
サケ 米国・五大湖 甲状腺過形成、
個体数減少
ノニフェノール
爬虫類 ワニ 米国フロリダ州 ペニスの矮小化、
孵化率低下、
個体数減少
有機塩素系農薬
鳥類 カモメ
米国・五大湖
雌性化、
甲状腺腫瘍
DDT、
PCB
メリケン
アジサシ
米国・
ミシガン湖
孵化率低下 DDT、
PCB
哺乳類 アザラシ オランダ 個体数低下、
免疫能低下、
精子数減少、
死産、奇形の発生
PCB
シロイルカ カナダ PCB
ピュ−マ 米国 不明
ヒツジ 豪州 植物エストロジェン
■環境庁「外因性内分泌かく乱化学物質問題に関する研究班中間報告書」(1997)より

自然界で起こっているさまざまな異常現象と、疑われている化学物質との因果関係はほとんどが解明されておらず、あくまでも現時点では「仮説」の域を出ません。

しかし、「仮説」が実証されるのには、大変な時間がかかりますし、社会の不安や疑問を増すことになります。

行政も研究者もこの「仮説」を真剣に受け止め、国際的な連係をとりつつ、多くの調査・研究が進められ、また、未然防止の対策もとられてきています。

TOP
page1234 NEXT
space
食品産業センターホームページへ
JAFIC

食情報ネット 食品メーカー情報 楽しい食卓情報
食情報ネット 食品メーカー情報 楽しい食卓情報