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食卓にあがる遺伝子組換え食品
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遺伝子は生命の設計図

人から乳酸菌まで、全ての生物は遺伝子という精密な地図によって遺伝情報が決められ、生命活動に必要な全てのたんぱく質が合成されます。遺伝子はその基本物質である4種の核酸が、はしご段のようにつながった長い染色体として全ての細胞中の核という部分に存在し、交配と細胞分裂によって子孫に伝えられます。

核酸の並びかたの違いによって、さまざまなたんぱく質が生産されます。沢山の核酸の集まりで1つの遺伝子を形成し、それが1つのたんぱく質の設計図です。染色体の中には多くの遺伝子があり、様々なたんぱく質が生成されます。

遺伝子組換え技術の応用

えんどう豆私たちの祖先は、より優れた農作物を得るために、交配という技術を用いて育種を重ねてきました。それは様々な品種を掛け合わせることによって、人為的に遺伝子の組み換えを行っていたものであるといえます。

えんどう豆を用いた有名な「メンデルの法則」の発見も、今から思えば近代科学以前にこの遺伝子の並び方を懸命に追求した研究であったといえます。

その後、近年の著しい生命科学の発達にともない、どの遺伝子がどのたんぱく質をつくり、どのような働きをしているかが、いろいろな生物について徐々に明らかにされてきました。

ある生物(農作物や微生物)から優れた性質の遺伝子を取り出し、それを別の生物(農作物)にいれて、目的とする性質を持った農作物を育種する技術が遺伝子組換え農作物の考えで、1970年以降、世界中で地道な基礎研究が長年続けられました。

今日ではその技術が著しく発展して実用化の段階に達し、食卓にも登場するようになりました。

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